2025年振り返り
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2025年12月31日
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いよいよ2025年も最後の日となりました。 今年はAlfreeにとって、そして私個人にとっても、非常に大きな変化があった1年でした。
この1年を振り返ると、大きく以下の4つのトピックに集約されます。
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外部プロジェクトへの参画
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オフィス移転
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AI
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個人の行動
それぞれの出来事を通じて何を感じ、どう動いたのか。そして2026年をどう迎え撃つのかを書き残しておこうと思います。
外部プロジェクトへの挑戦と組織の自立
Alfreeではこれまで、基本的に開発や制作の「請負型」プロジェクトをメインに行ってきました。しかし今年は、私自身がPMとして、あえて外部のプロジェクトに参画するという新たな試みをスタートさせました。
理由は大きく3つあります。
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制作・開発の請負だけでは物足りない(売上の天井打破)
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「私がいなくても回る」Alfree組織への脱皮
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外部の優れたノウハウを取り入れる
制作・開発の請負だけでは物足りない
ここ最近、既存の制作・開発案件だけでは売上の天井が見えてしまっていました。
内部体制を変えるなどの手はもちろんありますが、案件獲得から納品までのリードタイムを考慮すると、今のやり方の延長線上では目標到達が厳しいという現実がありました。
そこで、「一番動きやすい私自身が別プロジェクトに入り、個人の力で突破口を開く」ことで、これまでにない収益源を作る方針へと舵を切りました。
私がいなくても回るAlfree組織
私が外に出るためには、これまで私が主導していた案件を内部メンバーへ委譲する必要があります。
そこで、私が担当していたほぼ全ての業務をメンバーに渡しました。
その際、単に「あとは頼んだ」と放任するのではなく、「最初は並走しつつ、徐々に移行する」形を取りました。
もちろん、人が変わればうまくいかないことやトラブルもありましたが、そこはある程度許容しました。
「権限委譲によるポジティブな面が、トラブルのコストを上回れば良い」と割り切ったのです。
結果として、私が手を離しても円滑に進むプロジェクトが増え、組織としての足腰が強くなりました。
外部のやり方を取り入れる
Alfreeよりも規模の大きな会社の支援に入り、内側からその動きを見ることで多くの学びがありました。
「組織を強くするために、他社の良いところはどんどん取り入れる」。
当たり前のことですが、意外とできていなかった基本を徹底しました。
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MTGのアジェンダを事前に作成する
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議事録をしっかり残す
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タッチポイントを増やす
これらを自社にも還流させることで、組織の基準値を上げることができたと感じています。
オフィス移転
2025年12月27日、長年慣れ親しんだ渋谷・宇田川町のオフィスから、渋谷・宮益坂の新オフィスへ移転しました。
移転の直接的な理由は、入居していたビルのオーナー変更に伴う建て替え計画のため、契約更新ができなくなったことです。
10年間も過ごした宇田川ビルを離れるのは正直寂しい気持ちもありましたが、「環境が変わることによるリフレッシュ」や「居心地の良さに甘えていたマンネリからの脱却」と捉えれば、非常に良いタイミングだったと思います。
新しい場所で、心機一転スタートを切ります。
AI
今年は「AI」の話題を聞かない日がないほどの一年でした。
昨年までは「便利だな」くらいの認識でしたが、今年は完全に「なくてはならないもの」になりました。
例えるなら「ハサミ」のような感覚です。
今さら「ハサミって便利だよね」といちいち感動しないように、AIも「あって当たり前」のツールになりました。
ただ、便利すぎるがゆえに「自分の頭で考えなくなる」リスクも感じています。
だからこそ、「AIに考えさせるところ」と「人間である自分がやること」を明確に分けることを意識しています。
AIは決して人間に取って代わる主人のような存在ではなく、使いこなすべき道具です。
「使われる」のではなく「使い倒す」スタンスで、今後も効率化を進めていきます。
その他個人の行動:海外での刺激
出張で訪れたバリとタイが非常に印象に残っています。
特にタイは、首都バンコクだけでなくパタヤまで足を伸ばしたのが大正解でした。
日本にいるだけでは決して味わえない熱気、スピード感、そして学び。
やはり意識的に海外へ出ることは、自分自身の視座を高めるために必要不可欠だと再認識しました。
2026年に向けて
2025年の取り組みにより、新しい成長のための「基盤」はできたと考えています。
2026年は、この基盤をさらに発展させ、組織全体をパワーアップさせるフェーズです。
「外部から取り入れた知見 × 個人の能力アップ = 個人&組織のパワーアップ」
これが2026年のテーマです。 変化を恐れず、さらに高みを目指して。
2026年も、頑張ろう!
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