商品ではなくビジネスモデルを売る
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2018年02月12日
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事業を考える時に必ず必要になるのが、マネタイズです。
会社という組織でやっている以上、事業にはマネタイズは必要になります。
マネタイズのタイミングや方法はそれぞれですが、商品というものが生まれそれを買う人がいて売るのが自分達になります。
そこで「商品」を売ってしまいがちですが、「商品」ではなく「ビジネスモデル」を売ることが大事です!
ビジネスモデルまで作ってありその目に見えるものが商品であり、裏にあるビジネスモデルをしっかり設計していく必要があります。
ただ最初からビジネスモデルを設計している時と、商品を売っていくうちにビジネスモデルが出来上がるパターンも少なからずあるかと思います!
どちらにせよビジネスモデルをしっかり作ることがとても大事になってきます。
売れる仕組みと売れた時に回る仕組み、拡大できるような売れる仕組みです!
例えば「デアゴスティーニ」はまさに商品ではなくビジネスモデルをうまく売っているものだと思います。
フェラーリなどのプラモデルを全体を一気に売るのではなく、小出しに解説付きのブックという付加価値をつけて売っています。
最初の創刊号を安く抑えて買いやすくして、人間のコレクション力をうまく刺激しています。
一括では少しずつプラモデルやラジコンを買うというもですですね。
あとは商品がニッチなものでファンの心をくすぐっています!
わかりやすい例ですが、商品ではなくビジネスモデルを売るとはこういうことだと思います。
もっとわかりやすく言ってしまえば、めちゃくちゃ安くお酒を仕入れられるところを見つけて安い居酒屋を営業するというだけでしっかりお酒を提供するという商品を売るのではなく、安く仕入れたお酒を提供するという商品を売るビジネスモデルになります!
現在僕たちが開発している「BeneFitness」はインストラクターの方が教室を開いて、習いたいユーザーが月額で教室料の手数料20%をいただくビジネスモデルになります。
このモデルの場合20%の手数料というビジネスモデルなので、たくさんの教室、たくさんのユーザーが入会することがビジネスとして成り立つ条件になりそうです。
もしくは高価格な教室が開かれる。
僕は上記の2つのモデルだと少し弱いと感じています。
デアゴスティーニの場合は商品の設計からビジネスモデルが絡んでいると思いますが、商品が出来上がってからビジネスモデルができてくるパターンもあると思います。
BeneFitnessもただの手数料モデルではないものを考えています。
僕らのBeneFitnessの目指すゴールは「フィットネスインストラクターの事業をのばす」ことです。
インストラクターの欲するものを安価に提供できるものを考えています。
BeneFitnssにはインストラクターがたくさん集まります。
特に個人のインストラクターが集まるかと思います。
インストラクター専用の予約・決済・スタッフ管理・顧客管理などのツールを安価に提供することを考えております。
またフィットネスのデータがたくさん集まるのでそのデータを、ヘルスケアやフィットネス関連企業にマーケティングのツールとして提供することを考えています!
商品を売るのではなく、その先や裏にあるビジネスモデルを売る!